ピーコックグリーン

書いて手放すエモーション

悲しみをカネで散らすことをおぼえた

 

不安が強い。あらゆるストレスを全身で受け止めがちでとにかく疲弊しやすい。対人コミュニケーションの一部にやや難がある。

と、精神科医から診断されている。

 

2022年2月、ロシアによるウクライナ侵攻が始まった。まだ終わりは見えない。

2023年2月、トルコ〜シリアで大地震が起こった。発生から1週間経ち、死者数は4万人を超える(まだ増えるだろう)と言われている。

 

心を痛める事件や災害は国内外を問わず絶えないけど、この1年のあいだに始めたあることで、私自身の気の持ちようは少し変わった。

それは国境なき医師団への毎月の寄付。

www.msf.or.jp

 

私には危険な地域で直接支援にあたれるような資格も体力も知識もなにもない。

そうだ カネ、出そう。

寄付する団体は、支援対象が自分の思想と近そうなところを選んだ。

 

どなたかがTwitterで言っていた。寄付をすることで自己肯定感が上がると。そのとおりだと感じる。

なにかが起こったとき、「私にできることはもうやっている。少しでも助かる人が増えますように。」と思えることで、ただただ悲しいやりきれない気持ちで天を仰ぐようなことがなくなった。精神衛生が保たれる。毎月の薬代と同等の価値がある(かわりに薬をやめるという意味ではもちろんない)。

 

そうだ カネ、出そう。精神的にアレな人間にもこのくらい気軽にできることがあってよかった。しかもそのおかげである意味自分自身も救われてる。