ピーコックグリーン

書いて手放すエモーション

ハンガーを捨てた

 

なんか呼び名あるのかな、MAWAみたいな合金に滑り止めのついたあのタイプのやつを10本くらい処分した。

 

こんまりの本を読んで実践したことはいくつかあるけど、そのうちのひとつがハンガーの種類をそろえること。私にはてきめんに効いた。整って見えることの気持ちよさったらない。

 

MAWAみたいなのを10本くらい、フロッキーというのか?シルバニアの人形みたいな材質のものを10本くらい、木製の太いものを6本、あとピンチタイプのズボンやスカートを吊るすものを10本くらい、その昔ニトリやセリアや無印良品などで買いそろえた。

インナー以外の衣服は、このハンガーに収まる数だけ持とうと決めた。

 

時が経ち、自問自答ファッションと出会い、完全在宅勤務の職を手に入れ、もっと少ない服で、もっと満足度高く、やっていけるようになった。そうしてハンガー10本くらいは不要となった。

 

今よりも狭いクローゼットの部屋に長く住んでたのに、どうやって収納できてたのだろう。考えてみると私は荷物のパッキングも上手いし、「決められた/限られた空間に最も多くの物品を詰める」という才能に長けているのかもしれない。ぷよぷよよりもドクターマリオよりもテトリスが好き。

しかしその才能と「使い勝手が決まる最適な導線の設計」は別物であることに注意されたい(誰向け?)。